トイレリフォーム
トイレの換気を行ってくれる換気扇は
臭いがこもりがちなトイレに欠かせない
重要な設備のひとつです。
しかし、中には
「換気扇の使いどきがわからない」という人や
「電気代がかかるからあまり使っていない」
という家庭もあるようです。
換気扇を上手に使うために
換気扇がトイレに与える効果や
換気扇の使用電力、電気代について
ご紹介していきたいと思います。
目次
トイレに使われている換気扇には
排気ダクトを経由して排気を行う
シロッコファンタイプと
直接外に排気するプロペラファンタイプの
2種類があります。
換気扇でトイレの換気を行うと
トイレの故障や劣化の原因となる環境が
改善されるため、トイレの寿命が伸びて
リフォーム費用の削減にも繋がります。
換気扇の効果としてまず最初に思いつくのは
トイレのイヤな臭いを外へ排出してくれる
という効果でしょう。
臭いは便器からだけではありません。
便器の外に尿がはねてそれが臭いのもととなり
換気扇なしでは臭いがなかなか消えない
という場合もあります。
家族の多い家庭では、誰かが使った後すぐに
トイレを使うという場合もあります。
換気扇を回しておけば、その臭いも気にせずに
トイレを使う事ができます。
トイレはトイレットペーパーがあったり、
衣類の擦れが起こることが原因で
意外とホコリが溜まりやすい
スペースとなっています。
トイレに窓がない場合や
家族が家にいることが少なく
換気の機会がほとんどないという場合は
特にホコリが溜まりやすくなってしまいます。
換気扇を回しておけば、
ホコリを除去することもできるため
トイレにホコリが溜まってしまうのを
防ぐ事が可能です。
換気扇は、水廻りの大敵である湿気が
トイレ内に溜まるのを防いでくれます。
湿気が溜まってしまうと
カビや雑菌が発生する可能性が高く、
さらにカビや雑菌が繁殖してしまうと
体調不良などの二次被害が
発生する場合があります。
そのため、換気をして湿気を防いでくれる
換気扇はかなり重要な役割を
担っていると言えるでしょう。
そんなトイレの換気扇の使い方としては
24時間フル稼働にしておくのが
おすすめです。
前述の通り、換気扇を回しておくことで
臭い、ホコリ、湿気を防ぎ
トイレの寿命を伸ばすことができるからです。
換気扇は24時間つけっぱなしでも
問題のないように作られている場合が多く、
つけっぱなしが原因で故障する
ということもありません。
一般的なトイレの換気扇の使用電力は
設置する場所や大きさによって異なりますが
2〜3W(ワット)ほどとされています。
これは電動歯ブラシを充電する時に
必要な電力とほぼ同じ大きさとなっており、
トイレ用の換気扇は
スペースの小さいトイレに合わせた
小型のものが多いため、
使用する電力も低くなっています。
換気扇の使用電力がわかったところで
気になる電気代ですが
一般的な電気代の単価を用いた場合、
3Ｗのタイプで24時間つけっぱなしでも
およそ2円しかかかりません。
古い換気扇でも電気代はそれほど変わらず
1ヶ月ではおよそ60円くらいになります。
つまり、24時間つけっぱなしの状態でも
それほど電気代がかからないということです。
換気扇は劣化していたり故障していると
換気効率が悪くなってしまいます。
そんな状態ではフル稼働させていても
しっかりとした換気を行うことができません。
換気扇の寿命は約7年〜10年と言われています。
換気扇を稼働させた際に異音がする場合や
動きが鈍い、臭いが消えないなど
換気扇に不調がみられる場合は
そのまま稼働させず、
業者に依頼して修理や交換を
行うようにしましょう。
トイレの換気扇は、トイレにとって
とても重要な役割を担っています。
24時間つけっぱなしにしても
それほど電気代がかからないということが
おわかりいただけたのではないでしょうか。
トイレの環境を改善するためにも
換気扇はつけっぱなしがおすすめです。
換気扇をフル稼働させて
湿気や雑菌、ホコリや嫌な臭いを防ぎ
トイレを長持ちさせましょう。
