混ぜてはいけない洗剤の組み合わせを解説

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混ぜてはいけない洗剤の組み合わせを解説

最近は化学の進歩により、汚れを綺麗に
落とせる便利な洗剤が多く登場しています。

そのおかげで大変な水回り掃除も昔より
楽になったと感じている方も多いでしょう。

様々な洗剤を使うようになった今、
大切なのは洗剤の特徴を知っておくこと。

掃除で使うアイテムのうち、混ぜては
いけない組み合わせとその理由を
ご紹介します。

「混ぜてはいけない塩素系×酸性」

水回り掃除に使うものの中で
混ぜてはいけないのが、塩素系漂白剤と
酸性の掃除アイテムです。

その2つそれぞれの特徴を見ていきましょう。

・塩素系漂白剤

強力な漂白力を持つ塩素系漂白剤は
カビやシミなどなかなか落ちない
頑固な汚れを落とすために使われます。

主な成分は次亜塩素酸ナトリウムで
その漂白力の強さから
使用できる素材が限られています。

・酸性の掃除アイテム

水垢汚れや尿石汚れといったアルカリ性汚れに
著しく効果を表すのが酸性のものです。

酸性洗剤はpH数値が6未満のものを指しており、
pH3〜6は肌に優しい弱酸性、
pH3未満は肌にも刺激が強く
その分洗浄力の強い洗剤となっています。

「混ぜてはいけない理由」

混ぜてはいけない洗剤には
大文字や赤文字で”混ぜるな危険”と
表記されているのを見たことがあるでしょう。

ではその理由はご存知でしょうか?

塩素と酸性が反応すると
塩素ガスという有毒ガスが発生します。
このガスは命に関わるため、
混ぜないよう注意喚起がされているのです。

「混ぜると発生する塩素ガスとは」

命に関わる危険な塩素ガスとは
一体どんなものなのでしょう。

塩素ガスとは塩素が気体となったもので
強い刺激臭と黄緑色が特徴。

触れると目や喉、鼻に強い痛みを感じ、
吸い込むと呼吸器や口腔内の組織が
破壊される可能性もあります。

また、呼吸困難や頭痛、
めまいや吐き気などを催す場合もあり、
多量に吸い込んだ場合は
塩素ガス中毒になることも考えられます。

「混ぜてはいけない組み合わせ例」

では具体的に何と何を混ぜてはいけないのか
起こりやすい例を見ていきましょう。

・キッチンブリーチ×酢/レモン

キッチンブリーチを使用する際、
シンクの中にお酢やレモンの汁や果肉が
残っている可能性があるなら危険です。

キッチンブリーチは塩素系漂白剤、
お酢やレモンは酸性の性質を持っているため
使用する際はシンクを清潔にしてから
使うようにしましょう。

・トイレハイター×サンポール

トイレ掃除に役立つトイレハイターと
サンポールの組み合わせにも注意が必要です。

塩素系漂白剤であるトイレハイターを
酸性洗剤であるサンポールが付着したままの
トイレに使用すると塩素ガスが発生します。

トイレ掃除に別のアイテムを使う際は
必ず流してから使うようにしましょう。

・カビキラー×クエン酸

ナチュラルクリーニングとして
使う人も増えているクエン酸は
酸性の性質を持つ掃除アイテムです。

カビキラーなどの塩素系漂白剤との使用は
注意して行う必要があります。
必ず混ざらないように使用しましょう。

「塩素ガスを発生させないためのポイント」

混ぜないことは大切ですが何が塩素系で
酸性なのか完璧に覚えるのは難しいでしょう。

そこで塩素ガスの発生を防ぐための
ポイントをまとめました。

・製品表示を確認する

漂白剤や洗剤の使用前に必ず行いたいのが
製品表示の確認です。

塩素系漂白剤や酸性洗剤には目立つ表記で
“混ぜるな危険”と書かれています。
この表記がある場合は成分を確認し、
混ざらないように使用しましょう。

・換気をして使用する

刺激の強い塩素系漂白剤を使用する際は
部屋の換気が重要となります。

換気をしておくことで
刺激的なニオイを和らげる事ができ、
万が一塩素ガスが発生した場合も
ガスをある程度外に追い出すことが可能です。

・使用後はしっかり流す

塩素系漂白剤と酸性のものは、
一緒に使わなくてもどちらかが付着したまま
どちらかを使った場合も
塩素ガスの発生原因となります。

どちらも使用する場合は必ず
成分が残らないように、
水でしっかり流すようにしましょう。

「混ぜてしまった場合の対処法」

では万が一混ざった場合、
どう対処すれば良いのか見ていきましょう。

まず必要なのは換気です。
換気扇を回す、窓を開けるなどして
ガスを追い出せるようにします。

そしてその場からできるだけ離れましょう。
刺激臭が消えたらすぐに水で流します。

ガスを少しでも吸い込んだら
速やかに病院へ行きましょう。

「使用前に製品表示を確認して塩素ガスの発生を防ごう」

水回り掃除に便利な塩素系漂白剤と
酸性の掃除アイテムは使用上注意が必要です。

混ざると発生する塩素ガスは命に関わる
危険なガスです。

必ず製品表示を確認し、一緒に使わない
ように心がけましょう。

またどちらも使用する場合は、成分が
残らないよう水でしっかり流して
おくことが大切です。

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