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目次
排水口は汚れやすい水回りの中でも
特に汚れが気になるポイントです。
排水口に汚れが溜まると悪臭や、
害虫が発生する原因ともなりかねません。
常に清潔に保つことが求められる排水口
ですが、掃除を疎かにしていると
浴室や洗面台の排水口にドロドロとした
ヘドロのような汚れが見られるように
なります。
排水口に多いヘドロ汚れの
原因と対策についてご紹介します。
体や頭を洗う浴室、手洗いや
ヘアメイクに使用する洗面台に
発生するヘドロの原因は、皮脂・
石けんカス・髪の毛などの汚れです。
それぞれの汚れが単体で発生しても
ヘドロにはなりませんが、これらの汚れが
混ざり合って1つになると雑菌が発生し、
ヘドロと化してしまいます。
このヘドロを放置するともちろん悪臭や
害虫の原因となるため、
早急に対処することが重要です。
様々な汚れが混ざり合って発生したヘドロは
液体パイプクリーナーを使うことで
スッキリと対処することができます。
方法は簡単です。
まずは排水口の蓋やヘアキャッチャーを
取ります。素手で触りたくない方は
ビニール手袋などを使って取ると良いでしょう。
排水口に規定量のパイプクリーナーを
直接流し込み、時間を置きます。
パイプクリーナーに記載されている時間通りに
放置したら汚れが溶かされるので
水でしっかり洗い流します。
パイプクリーナーを使用する際は換気をし、
ゴム手袋を装着するようにしましょう。
ヘドロを綺麗さっぱりなくすことのできる
パイプクリーナーですが、使用する際は
ヘドロに効果的なものを選ぶことが重要となります。
パイプクリーナーを使う際は
含まれている成分を確認しましょう。
多くに含まれているのは水酸化ナトリウムと
次亜塩素酸ナトリウムという成分です。
水酸化ナトリウムは油を分解する効果があり、
皮脂油による汚れやキッチンの油汚れなど
排水口の汚れに有効な成分となっています。
次亜塩素酸ナトリウムはタンパク質を
分解する効果が高い成分です。
髪の毛などが原因のヘドロを溶かしたい
場合は、次亜塩素酸ナトリウムが
含まれているパイプクリーナーを選びましょう。
パイプクリーナーに含まれている
水酸化ナトリウムは濃度によって
汚れの溶解度が異なるので
適正な濃度のものを選ぶことも大切です。
排水口のぬめりや汚れを除去する場合は
1%以下の濃度で十分だと言われています。
しかし、詰まりを解消したい場合には
より濃度の高い1%以上のものを
選ばなければ十分な効果は得られません。
用途に合わせて適正な濃度の
パイプクリーナーを使用しましょう。
パイプクリーナーは商品によって
粘度にも違いがあります。
粘度の高いものは長い間その場にとどまり、
汚れを溶かしてくれるため
より効果が高くなると言えます。
パイプクリーナーを選ぶ際は
“ジェル”や”強粘度”などと記載された
粘度の高いものを選ぶのがおすすめです。
悪臭や害虫の原因になるヘドロ汚れは
発生させないことが大切です。
ヘドロの発生を防ぐ対策方法を
確認していきましょう。
ヘドロは様々な汚れが混ざり合うことで
発生してしまうため、ヘドロの発生を
防ぐには汚れが混ざり合う前にこまめに
ゴミを捨てることが重要となります。
洗面台や浴室を使用した後は、
排水口のゴミを捨てる習慣をつけましょう。
使い捨てのヘアキャッチャーや
水流で髪の毛がまとまるものを取り付ければ
ゴミ捨てが簡単になるため
習慣をつけるにはおすすめです。
こまめなゴミ捨てを行えば、排水口の
目に見える部分は清潔に保てますが
見えない配管部分を清潔に保つには
パイプクリーナーでの手入れが必要です。
定期的にぬめりや汚れを除去できる
濃度1%以下のパイプクリーナーを使って
排水口を手入れするようにしましょう。
使用頻度は排水口の汚れやすさや
パイプクリーナーの効果によって異なります。
汚れが溜まらない程度の頻度で
使用するようにしましょう。
浴室や洗面台の排水口に現れる
ドロドロとしたヘドロは髪の毛や皮脂汚れ、
石けんカスなどの汚れが混ざり合ったもので
放置すれば悪臭や害虫の原因ともなります。
そんな不衛生なヘドロ汚れは、
タンパク質を分解する効果を持つ
次亜塩素酸ナトリウムを含んだ
パイプクリーナーを使って落としましょう。
ヘドロ汚れを発生させないためには
こまめにゴミを捨てたり、
定期的にパイプクリーナーを使って
手入れすることが大切です。
