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目次
お湯を出すために必要な給湯器ですが、
突然トラブルが発生することも考えられます。
急にお湯が使えなくなってしまうと
水が冷たくなる今の季節は特に不便です。
日中であれば業者に依頼して
修理に来てもらうことも可能ですが、
対応してくれる業者が少なく、
夜間料金がかかってしまうような
時間帯では、業者に依頼するのも
躊躇しがち。
しかし、トラブルの原因によっては
自分で解決することができるかもしれません。
ここでは、自分でも解決できる
給湯器トラブルとその対処法をご紹介します。
給湯器にトラブルが発生した場合、
まずご使用の給湯器が耐用年数を
過ぎてしまっていることが考えられます。
一般的な給湯器の耐用年数は10年〜15年
と言われており、10年を過ぎると
水漏れや異臭などが発生することがあります。
そういった場合は修理をしてもまたすぐに
トラブルが発生する可能性があるため、
交換するのがおすすめです。
現在の給湯器がいつから使用しているか
わからないという場合は、
本体に記載されている製造年月日を
確認すると良いでしょう。
故障や劣化による不具合が原因のトラブルは
修理や交換が必要となりますが、
それ以外の場合は自分で解決することが
できる場合があります。
では、どういったことが原因のトラブルなら
自分で解決できるのか見ていきましょう。
まずは1箇所のみ出ないのか、
どこからも出ないのかを確認しましょう。
一箇所のみの場合は水栓や
バルブの故障である可能性が高いため、
業者に修理や交換を依頼する
必要があります。
どこからも出ない場合は断水も
考えられますが、それ以外の原因であれば
自分で解決することができるかもしれません。
まず、リモコンのスイッチが入っているか
給水バルブが開いているかを確認します。
スイッチが入っていない場合はスイッチを入れ
給水バルブが閉じている場合は開くことで
解決することができるでしょう。
寒い日であれば配管の凍結が考えられます。
その場合はタオルの上からぬるま湯をかけて
凍結を解消しましょう。
水は出るけどお湯が出ない場合は
他のガス機器が使用できるか確認しましょう。
できない場合は、ガス栓が開いているか
ガスメーターが遮断されていないかを
チェックしてください。
ガス栓が原因であればガス栓を開いて、
ガスメーターが原因であれば
復旧操作を行うことで解決できるでしょう。
少しの水が出る場合は、フィルターの目詰まり
または給水バルブや給水栓が
開ききっていないことが考えられます。
目詰まりが原因であれば清掃を行い、
バルブや水栓は開ききっていることを
確認しましょう。
この場合、循環金具の不具合が
原因として考えられます。
循環金具が目詰まりを起こしている場合は
清掃することで改善でき、
循環金具がしっかり設置されていない場合は
設置し直すことで改善できるでしょう。
どちらでもない場合は、循環金具が旧型で
上手く撹拌できていない可能性があるため
追い焚き中にお湯を撹拌することで
改善できるかもしれません。
以前より給湯やシャワーの水圧が弱い場合、
まずはリモコンの電源を入れ直しましょう。
それで直らない場合はストレーナーが
目詰まりしている可能性があります。
シャワーヘッド根本に内蔵されて
いるストレーナーと、給湯器の
給水側にあるストレーナーを
綺麗にすることで改善されないか
チェックしてみましょう。
以上の対処法を行っても
トラブルが改善されない場合や
これら以外のトラブルが発生した場合は
業者に依頼する必要があります。
業者に依頼する場合には、
自分でどのような対処を行なったか
また、現在どのような状態かを
依頼時に伝えておくことで
素早く対応してもらうことができるでしょう。
水がより冷たくなる冬は、突然の
給湯器トラブルでお湯が使えなくなると
様々な場面で不便を感じてしまいます。
自分で解決できる給湯器トラブルを
事前に知っておけば、業者に依頼する
手間や費用を省くことができ
素早くトラブルを解決することができます。
給湯器トラブルがいつ発生するかはわかりません。
突然、給湯器トラブルが発生した時のためにも
対処法について知っておくと良いでしょう。
